「生まれる前まで時間が戻る?…それじゃ世界はいったい…」 「もうあなた様はこの世界に生まれることはありません。ふさわしい力をもった別の創造主の出現を待つことになります」 「ま、魔王使いはどうなる?彼は死んでもういないけど、ま、まさか…」
「あなた様が生まれる前に時間は戻りますので、彼は最有力候補です。ダークホースとしてあなたと闘ったガオタイガーの可能性も…」 目のまえが真っ暗になってタカヒロは真っ青になりました。 (ボクに世界を創る資格なんて無い。でも、このままサインしないと大好きなこの世界は暗黒になってしまう…
ミアは絶対にそれを望まない!) ついにタカヒロは最後の名前をかきました。 こうして世界は完全に消滅し、新しいメロディーによる新たなプログラムとともに、ネコが好きなタカヒロのイメージによってまったく新しい世界がはじまっていくのでした。 タカヒロの冒険 黒々しんじゅ編 <完>